業務内容について
有限会社KAWASHOは東京都江戸川区を拠点に、都内および首都圏の各建設現場にて、ACL工事・ECP工事を行っております。
ALPとECPは、主に外壁や間仕切り壁に使われる素材であり、それぞれ材質や造りに違いがあります。
倉庫、ビル、商業施設など、さまざまな大規模建築で使われており、今後も需要の絶えない素材といえます。私たちは、持ち前のチームワークを活かし、安全に配慮しながら作業をしております。
ALCとは
ALCとは、「Autoclaved Lightweight aerated Concrete」の略称です。訳すと、「高温高圧蒸気養生された軽量気泡コンクリート」という意味になり、板状に成形されたコンクリート製のパネル建材になります。現在の建築には不可欠な存在であり、比較的軽量でありながら優れた機能性を持っているのが特徴です。
特徴
耐火性
不燃材料で造られており、耐火構造などの仕様や認定を有しています。また、無機質の原料からつくられているるため、万一の火災にも有毒ガスや煙を出すことがありません。
断熱性
パネル内に無数の気泡を含んだALCは、通常のコンクリートと比べて約10倍の断熱性を持っています。外壁や間仕切に使うことで、空間を快適にする効果があります。
耐久性
ALCには鉄筋マットや金網などの補強材が組み込まれています。そのため、充分な耐久性を保有していのです。
ECPとは
ECPとは、「Extruded Cement Panel」の略称で、「押出成形されたセメント板」という意味です。セメントという意味では、ALCと近いですが、こちらは中空形状に押出成形をしてオートクレーブ養生(高温高圧による養生)した製品です。外壁や間仕切壁の耐火壁として使われ、寸法や重量に大きな違いはありません。
特徴
耐久性、断熱性、耐火性については、ALCと近いです。
ALCとの違いを上げるとすれば、肌合いの違いです。ECPは、表面処理をせずに使用できる素材です。そのため、素地での採用によりコンクリートのような肌合いを鉄骨造で表現できます。 ALCよりもコストの高い素材になりますが、機能美のある見た目を演出できるため、ECPもまた需要のあるパネルなのです。
業務の流れ
資材搬入
現場に資材を搬入します。資材に誤りや不足がないかを確認し、作業に取り掛かります。
フレーム取り付け(適宜溶接)
パネルを設置する前に、鉄骨のフレームを取り付けます。鉄骨部分は必要に応じて溶接します。
取り付け・吊り込み(建て込みの場合、吊り込み)
フレームに合わせてパネルを取り付けます。間仕切り壁など、屋内の仕切りとなるレールがある場合は、
専用の機械でパネルを吊り込んで、下からボードを設置します。
設置したら、溶接などで固定します。
一日の流れ
~7:00 | 会社に集合して、乗合で現場に向かいます。 |
8:00 | 現場作業開始。一日の流れと安全確認をしてスタートです。 |
10:00 | 午前の小休止(30分) |
12:00 | 昼休憩 |
13:00 | 午後の作業開始。 |
15:00 | 午後の小休止(30分) |
17:00 | 現場作業終了。一日の振り返りと明日の作業内容の確認をします。(※状況により残業) |